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【Live】4/3原始神母 〜PINK FLOYD TRIPS〜 2021『原子心母 / Atom Heart Mother』全曲再現CLUB CITTA’ KAWASAKI

2021-02-23

原始神母 〜PINK FLOYD TRIPS〜 2021
『原子心母 / Atom Heart Mother』全曲再現

 

4月3日(土)
CLUB CITTA’ KAWASAKI
¥8,500(指定席・税込・D代別途)
17:00 open/18:00 start
 
チケット:
主催者先行受付《ぴあ》 2/24(水)10:00〜3/3(水)23:59
SMASH FRIENDS 受付 2/26(金)〜3/1(月)
3/4(木)〜 各PG先行
3/13(土)〜 一般発売開始

https://pinkfloydtrips.com/


『Atom Heart Mother』50周年アニバーサリーライヴに向けて…

原始神母の今年の第1弾は、昨年やる予定でできなかった『原子心母 / Atom Heart Mother』トリビュート。

1970年発表のピンク・フロイドの4thアルバム『原子心母 / Atom Heart Mother』は、日本では初来日の時点の最新アルバムということで、日本のフロイドファン第1世代の人たちにとっては特に親しみのあるアルバムだと思う。

アルバムのタイトル曲でもある、1曲目の「Atom Heart Mother」は当時のLPレコードではA面全部の大曲だが、自分にとってもフロイドトのリビュートをやりたいと思ったきっかけの一つはこの曲だった。フロイドのメンバー4人の独自な発想と演奏にプラス前衛音楽家のロン・ギーシンにアレンジを依頼し、大人数のコーラス、ブラス隊、チェロを使った、一つの巨大で幻想的な音の体験。

曲のセクションが変わっていくごとに、次々と現れる魔の世界。ギタリストの自分にとっての驚きは前半に出てくる非常にこもったスライドギターのプレイ。その音は衝撃だった。エレキギターとしてはもっとも地味な音を巨大に、魅惑的に表現するその感性には本当にびっくりしたし、その音を理解した瞬間に新たな表現の可能性の領域が自分の中で広がったと感じた。もう一つは後半に出てくるブルースギターのソロ。それはまるで、吸血鬼が空っぽの館でブルースを弾いているような不思議なブルースだ。それまでのフロイドでは意図的に避けてきたブルースギターをブルースとは全く違う領域で鳴らしたことはのちの『狂気』や『炎』などへとつながり、ピンクフロイド、ギタリストとしてのギルモアの可能性を大きく変えたと思う。そして何よりも素晴らしいのは5分近く続くコーラスパート。やっぱりこれも吸血鬼のイメージがする。その他にもブラスの大胆なアレンジや効果音、グルーヴィーでアバンギャルドなコーラスパート。どこを取っても異世界であるフロイドの音楽の中でももっとも異世界であり、なおかつ素直に感動的な印象が残る素晴らしい曲なのだ。原始神母は第1回目のライヴからこの曲を演奏してきたが、今回は50周年ということで、コーラス、ブラス隊、チェロのミュージシャンなどを招いて、初めてフルバージョンで演奏する予定です。

そしてB面の美しく、小さな曲の数々も含めて、50周年ということでの全曲再現。この貴重な機会を大好きな人も、まだ知らない人もぜひ体験してください。
 
木暮"shake"武彦