今年は「雲の影」50周年ということで、PINK FLOYDの隠れた名盤「雲の影」と、1977年の「Animals」からの代表曲を初演奏するという、ピンクフロイドファン垂涎の夜になりそうだ。
【スケジュール】
◇2022年11月22日(火)
長野ライブハウスJ
前売:5,000円 当日:5,500円
開場:18時30分 / 開演:19時00分
(問):長野ライブハウスJ 026-225-6068
◇2022年11月23日(水・祝)
名古屋Electric Lady Land
前売:5,500円 当日:6,000円
開場:18時30分 / 開演:19時00分
(問):名古屋Electric Lady Land 052-201-5004
◇2022年11月25日(金)
THE LIVE HOUSE CHICKEN GEORGE
前売:6,000円 当日:6,500円
開場:18時30分 / 開演:19時00分
(問):THE LIVE HOUSE CHICKEN GEORGE 078-332-0146
《チケット》ぴあ 0570-02-9999(P:225-878) ローソン 0570-084-005(L:53036)
◇2022年11月26日(土)
THE LIVE HOUSE CHICKEN GEORGE
前売:6,000円 当日:6,500円
開場:17時30分 / 開演:18時00分
(問):THE LIVE HOUSE CHICKEN GEORGE 078-332-0146
《チケット》ぴあ 0570-02-9999(P:225-878) ローソン 0570-084-005(L:53036)
<ARTIST FILE>
代表作「狂気」が発売される前年、1972年発表の隠 れた名作「雲の影」。
このアルバムは映画「ラ・ヴァレー」のサウンドトラッ クということもあり、短い時間で製作され、存在も地味ですが、実はピ ンクフロイド史上最もロックでポップなすぐれた曲が多く収録されています。
この年、3月の日本公演では「狂気」の曲をすでにやっていたということですが、「狂気」のレコーディ ングを途中何度か中断して製作されたこのアルバムを聴くと、徐々に大きくなっていく当時のピンクフロ イドという存在から一時的に離れて、自由に音楽を楽しみ、ロック小僧に戻って、生き生きと演奏するメンバーの様子が思い浮かびます。
「ラ・ヴァレー」を見ると、その映像とフロイドの作った音の関連性はあまり感じられません。レコーディ ング前にメンバー間で何度もミーティングを重ねたとのことですが、パプアニューギニアでの刺激的な シーンがたくさんでてくるこの映像なら、それに沿った神秘的な実験はいろいろ出来たはずだと思いますが、なぜそこでよりポップでロックだったのか、不思議です。単に気晴らしに音楽を楽しみたくなったのかな?
しかし、ところどころにフロイドとしての新たな進化という感じもありつつも、ポップにロックに解き放 たれた感性がそのまま「狂気」へと流れ込み、そのエンターテイメント性を一気に高めた大きな要素となったと感じます。
ということで、今年の原始神母のツアーは、「雲の影」に加えて、1977 年リリースの「アニマルズ」からの新たなる 1 曲もついに初登場。 プラス、ピンクフロイド、オールタイムベストという形でやる予定です。
ありえない、このレアな機会を多くのフロイドファンと共有したいと思っています。
木暮"shake"武彦