コロナ禍で予定していた自身の音楽人生を総ざらいする還暦ライブを初めとする全てのライブが延期になる中、STAYHOME を楽しめるようにとリリースした、人生初の歌本付き弾き語りCD『たまには弾き語り~ギターを弾いて歌うことができるCD』で、サイコデリシャス以降のソロ作品をセルフカヴァーしたのに続き、今度はRED WARRIORS数々の名曲をセルフカヴァー。
「まさかこの曲が!」と、意外な選曲やアレンジも満載、Big Mountain Blueの自由自在な演奏に今回は原始神母の冨田麗香(cho) の参加も!作曲してから30 数年、還暦にして、shakeが初めて歌うRED WARRIORSナンバー。

Shake Comment

永遠のR&Rバンド、レッド・ウォーリアーズ

遠い昔、20代の自分にとっては夢のような音楽で、
日本にこんなR&Rバンドがあったら最高だろうなと思い描いて1曲、1曲作った、
ロックミュージシャンとしての自分の原点といってもいい楽曲たち。

それから30年以上経って、還暦のミュージシャンとして
初めて自分で歌ってみて、音楽の中に生きている、
当時の感情をリアルに再体験できて、
それはもうスピリチュアルと言ってもいいような時間でした。

R&Rは一瞬にして、人の頭から不安を吹き飛ばし「イェーイ!」をもたらす。
心を自由にしてくれる音楽。こんな時代にこそR&Rは必要だと思う。

木暮”shake”武彦

  • 1. Casino Drive

    21の時にアメリカに行って感じた自由なロックのフィーリング、こんな自由な気分を日本語のロックにして人に知って欲しいと思った。
    今の自分には、少しレイドバックしたR&Rが最高にノレる。
    この手のブルース系の曲はいつも日が暮れてから酔っ払ってやってた。
    おかげで良いグルーヴになったと思うが、、、
    アリアちゃんのヴァイオリンがサックスみたいに聞こえて不思議。
  • 2. Guerrilla

    こんな詩は普通パンクみたいに怒ってやるもんだと思うけど、ひねくれた自分として当時は静かに表現したかった。
    60になってこんな歌詞を歌うのは結構衝撃で、当時の気持ちを追体験したけど、全てのことが今はもう浄化されているので、もっとうれしいエネルギーの曲にしたいと思った。
    昔アランドロンの映画で見た、田舎の教会風のオルガンのイメージでスタートして、そのあとはエレキギターとパワー全開のバンドでグワーンとやった。
    2番でオルガンの緩やかなコードと、7カポ、ステレオで弾いたギターのアルペジオで星空みたいなイメージになった。ㅤ
  • 3. Outsider

    全体的なイメージはベートーベンのような光と影の交錯。運命とかそんな気分だった。ヴァイオリンとパーカッションのジプシーバンドで始まり、後半は三国さんに無理矢理ラヴェルの左手協奏曲みたいなピアノを弾いてもらった。ヴァイオリンソロ、途中のヴァイオリンとウッドベースのユニゾン、ダイナミクスを効かせたアコギのかき鳴らしも気に入ってる。聴いたこともないような曲になって大満足。
  • 4. Wild Cherry

    この曲の発表当時はロックと言われるジャンルが歌謡曲よりも売れるようになった瞬間だった。
    しかし、そうして売れてた連中、ロックはリアルと言いながら、誰もSEXについて歌わないのは不誠実だと思った。
    だから強調した部分もあったかもしれないが、本来ブルースもロックも普通にSEXYな音楽なのだ。
    元の曲とはまるで関係なくなっちゃたみたいだけど、あんな詩がなかったらこんな歌や演奏は出きなかったと思う。
    VooDooなアコースティックパート、ヘヴィーなサイケデリックブルースパート、どっちも癒される。
    そして、ラヴリーレイナここにあり。
  • 5. バラとワイン

    本当に何の気無しにビデオに留守録した映画、「5つの銅貨」を見たのは幸運だった。
    人をハッピーにするニューオリンズのジャズとR&Rの融合。
    自分ではアコースティックなアレンジでゆったり歌うのが心地いいな。
    ホンキートンクなアップライトピアノとヴァイオリン、途中、映画のサントラみたいにウォッシュボードをデカくして。意外なことに俺の曲で三国さん初のコーラス参加。当然、大きくしといたよ。
  • 6. Day After Day

    夕暮れの地平線、土ぼこりが風に飛ばされて行くような、そんな寂しい景色は
    ある時から自分の中で特別美しい物に変わった。
    アコギとヴァイオリン、こもったトーンのオルガンでそんな絵が描けてるかな。
    遠くの町の灯りはレイナ&麗香のカウガールコーラス隊。
    再結成のアルバム3枚からはそれぞれ1曲ずつ、今やってみたい曲を選んだ。
  • 7. Morning After

    サビでスローになるというアレンジは他で聞いたことないし、いいアレンジができたと思う。
    生ピの若干はねたリズムで始めたり、サビのファンキーなベース、間奏も変えたりもしたけど、曲のイメージは大きく変わらなかった。
    普通にやればもう少しキーが高くなるとこだけど、アコギのソロを5フレより上にカポをして弾きたくなかったから、少し低めの歌になった。
  • 8. Old Fashioned Avenue

    昔からステージでこの曲のくだけたムードにはたくさん助けられた。
    「かわいいピアスの穴を覗いてみたい」のラインは一番のお気に入りだ。
    今回ライトニン・ホプキンスみたいなアコギのブルースにしたいと思ったけど、途中でブレイクをたくさん入れるアイデアを思いついて、ヘンテコな面白いアレンジになった。イントロのミュートしたギターリフも気に入ってる。ミックはジャズのオルガンプレーヤーみたいだし、丹菊くんのブラシと山崎くんのウッドベースが効いてるね。
  • 9. Another Day, Another Time

    最初は昭和の純朴なフォークみたいにしたいと思ったけど、途中でウッドベースのリフが浮かんで南の島に行った。どっちにしろ、お花が飛んでるような、ほんわかした曲にしたくて、冨田麗香ちゃん呼んでハモってもらった。
  • 10. 眠らない森のように

    他愛もないミドルティーンの頃を思って書いたラヴソングだけど、、、
    洋楽を聴き始めた70年頃はショッキング・ブルーやマッシュマンカーンとかヒットチャート中心のポップなロックバンドがいっぱいあって、子供には最高だった。この曲はそのオマージュみたいなもんかな。
    レッドでもほとんどやることもないと思うし、もう一度聴いてもらいたいと思って楽しくやったよ。
  • 11. Summer Days

    夏の終わりの一コマ。
    小さな世界から、巨大なランドスケープへトリップ。
    雲の上に行けるよ。
  • 12. Birthday Song

    ノスタルジー。今になってしっくりくるフレーズもある。
    全ては消え去って、遺跡のように歌は残っている。
    ライヴでみんなで楽しく歌いたいね。

Member Comment

三国 義貴(Keyboard)

どうも〜 皆さん〜 ミクニです〜
今回もシャケソロアルバムに参加しました〜ㅤ

いつもシャケのソロではKeyに関しては無理難題を吹っかけられたりして〜!
(鍵盤的に指が届かないようなフレーズとか〜)ㅤ

しかも途中から曲構成など方針変更もめちゃくちゃ多いから、今まではその度にそれに合わせて音色や演奏のアプローチを変えてRECに入る時には、いつも慌ただしくRECに参加してたイメージがあります〜ㅤ

でもそれは少しでも良い作品に仕上げる行程なんで、ボクも少しだけ自分のアルバム作った経験があるから、その辺は凄く理解出来ます〜
それで今回もやっぱり変更がたくさんあったっス〜ㅤ

ある日、変更したバージョンの音声ファイルが届いて聴いたら、毎回サビに入る前のコードや小節数が違うテイクが届いたんで、とりあえず、コピーして以前の譜面を修正液で消して書き直しました〜ㅤ

翌日にまたシャケからメールで『ごめんなさ〜い!』ってコトで酔っ払って弾いた音声ファイルを送ったとのコト〜!!!
こっちは『なんだと〜!』だよ〜!
とりあえず『このヤロー!』って思いながら譜面書きししたっス〜!
だけど酔っ払って弾くだけあって、ボクは何か感じる物がありました〜ㅤ

それが『ワイルド チェリー』です〜ㅤ

まあ作業的には譜面の書き直しもあっていろいろ大変だったけど、自分のプレイでは1番お気に入りです〜ㅤ

皆さんは知らないと思うけど、昔のウッドストックって映画に出てたTen Years AfterってバンドのOrgのシュミレートでトライしました〜ㅤ

一応事前にシャケには伝えたんだけど、あまり良い反応は無かったです〜
まあその辺は気にせず、その音でRECして終わった後も何も言われなかったから多分シャケ的にも大丈夫だったような〜
まあその辺は自信無いっス〜ㅤ

なんせ自分のアルバムじゃないから、やっぱ気を使います〜ㅤ

結果そのまま発売になったの〜ㅤ

出来上がり聞いてやっぱ自分でもあのOrgの音色とプレイは好きです〜
盛り上がって行く場面のリズミックなコードバッキングはスリードックナイトってバンドのOrgバッキング風です〜ㅤ

まあ散々自分のコトばっかりで、ごめんなさい〜!ㅤ

でも結局シャケには昔から自分の新たな可能性を引き出して貰ってるんで感謝の気持ちしか無いです〜ㅤ

今回も素晴らしい作品のアルバムに参加させてもらって、シャケ〜、ありがとう〜っス〜!


山崎 洋(Bass)

皆でスタジオに集まって、意見を出し合いながら作品が創れたのは、とても楽しい時間でした。
BMBの演奏を通して、それぞれの曲を初めて聴くファンの皆さんや、オリジナルを知っているファンの皆さんにも、どの曲も楽しんで頂ける仕上がりになっていると思います。
個人的にはエレキベースは勿論ですが、ウッドベースや、それを弓で弾いたストリングス的なアンサンブルも楽しんで貰えたら嬉しいですね。
Shake with Big Mountain Blueが愛情を込めて創り上げた「Birthday Song」が、皆さんの愛聴盤に仲間入り出来たら嬉しいな。
沢山聴いて楽しんで下さいね。
あと… 連夜の作業後の打ち上げもめっちゃ楽しかったなぁ。(笑)


丹菊正和(Drum)

去年録音した「楽園の向こう側」の発売ツアー、コロナの所為で延期になっているところでの、今回のレコーディングのお話。
ネガティブになっちゃうアーティストも多い中、こんな楽しいことを考えつくシャケさん、凄いの一言につきます!
こういうところで、アーティストの持ってるパワーの差が出ますよね(笑)
しかも後から知ったけど、その間には歌本付きの弾き語りアルバムまで発売しているではないですか!
で、今回はRed Warriorsをセルフカバーということで、少々プレッシャーを感じながらも大喜びで参加!
シャケさんにも話したことないけど、実は高校卒業後、ファーストから3枚目の「King’s」まではよく聴いてました。
で、選曲は王道の曲から、「え、そこいきますか!?」って曲、そして新しめアルバムの曲まで、バリエーションにとんでます。
でも、どの曲も現在のシャケさんの世界観にリアレンジされていて、演奏してる時はRedの曲だというのを忘れちゃいます。
ここ数年、シャケさんとのレコーディングには、「惑星にて」グレッチの4点セット、「楽園の向こう側」DWの6点セットで録りましたが、今回はアコースティックでシンプルなアプローチにしようと思い、1966年製のスリンガーランドの3点セット(25年前にアメリカで購入)を使用しました。
シンプルなドラムセットでの録音、自分的にはとっても新鮮で楽しかったです。
皆さん、お楽しみに〜!


ラブリー・レイナ(Chorus)

レッドウォーリアーズはわたしの世代ではない。だから音は全くと言っていいほど知らなかった。
しかし、自分の先輩などに聞くと「当時レッド・ウォーリアーズは頭ひとつ抜けていたね」などと返ってくる。
今はYouTubeなどでPVをみたりライブを見れたりするが、かなり尖ったバンドだったんだなー、と感じる。今回のアルバムはとても聴きやすくポップで、丸いアルバムになっていると思う。人々を虜にしたバンドのセルフカバーに参加できてとても喜びを感じるとともに、皆さんにもぜひ長く愛聴して欲しい。


ARIA(Violin)

今回どの曲も思い入れがあるのですが、特に私のお気に入りの曲は「Outsider」と「Summer Days」です。
セルフカバーアルバムということで、昔から聞いているRED WARRIORSの曲たちを、新たな視点からヴァイオリンを入れてどう表現したら良いのか?正直悩みました。
だって最初から最高な曲達なのに、それをどうやって今の最高にしようかと!
でも、悩んだ分レコーディングで良いプレイが出来た時や、shakeさんからOKを頂いた時には安堵と喜びでいっぱいになったのを覚えています。
完成したアルバムはとっても良い感じの仕上がりになっていて、手元に来てからは嬉しくて何度も聞きています!

「Outsider」ではヴァイオリンソロと、後半に入る間奏からのベースとのユニゾンは特に気に入っているプレイです!
また、「Summer Days」では、後半から色々な楽器や声、音や雰囲気がどんどん厚みを帯びて壮大な世界観になっていく感じがすごく気に入っています!

私の中でこの作品は、セルフカバーでありながら新たに命を吹き込まれたような新しいアルバムになっていると思います!

そして、shakeさんをはじめBMBメンバーやエンジニアの鈴木さんとのレコーディングはとっても楽しくて、最高な時間でした。森の中のスタジオで、朝から夜まで音楽に没頭して、いろんな話をして、素晴らしいミュージシャンのみんなから刺激をもらい、濃い時間を過ごさせていただきました。
確実に私の音楽に大きな影響を与えてくれた時間だと思います。

Shakeさん、こんな素晴らしい作品に関わらせてくれてありがとうございます!

最後に「BIRTHDAY SONG」とにかく聴いて欲しい作品です!
Shakeさんの音楽を昔から聴いている方はもちろん、初めて聴く方も、みんなに楽しんでいただける作品になっていると思うので、ぜひ楽しんで下さい!


冨田麗香(Guest Chorus)

“BIRTHDAY SONG”このアルバムの制作に関われたこと、とても嬉しく光栄です。
「Another Day Another Time」サビでのshakeさんとのユニゾンが耳心地良くてお気に入りで何度も聴いてます。
「Casino Drive(Acoustic ver)」がレコーディングの一番の思い出。rockで自由で楽しい瞬間でした。
まさかこの曲をコーラスでうたって録音する日が来るとわ!
素晴らしく最高な機会に感謝です。
今だからこそ、shakeさんの世界を音楽を沢山の人に感じてほしいです!!

Staff Comment

Paul Mitsuru(ジャケットデザイン)

ジャケットデザインを始めていく時には、まず音源を聴かせていただいて、ベースになるイメージスケッチを提案してからshake氏と一緒に作り込んでいく。

今回はお互いに合致した明確な着地点を持って臨んだつもりだったのが、資料を一緒に見ていて、それまで考えていたアイデアとはまるで方向が違うデザインが生まれた。
セッションしながら一つのアルバムができていくような楽しい時間だった。

RED WARRIORSセルフカヴァーアルバム『Birthday Song』を聴いていると、70年代の自由でストレートで直感的なロック、音楽黎明期の、いい時代のベストアルバムを聴いているような高揚感を覚えます。

shake氏のギタープレイも勿論ですが、Big Mountain Blueのメンバーの皆さんの音質と演奏も改めて鳥肌が立つほど"カッコいい"と思いました。
ㅤㅤ
仕事中や移動の時も、もう何度も何度も聴いています。

ファンの皆さまにとっての愛聴盤になることを願っています。


森島”Donald”興一(フォトグラファー)

「34年後のOUTSIDER」

34年前の深夜TV、青いギターを低く構えた痩せてギラギラしたギタリストが、疾走するバイクのようなOUTSIDERの印象的なリフを叩きつけて来た。
「誰もかれもが見失う 宝石のような時を 忘れないと誓ったのに 」という歌詞のワンフレーズに、物事が空回りしていた当時の自分は一瞬で心を鷲掴みにされ、その後の青春に寄り添ってくれたうたはいつもREDの楽曲だった。
BIRTHDAY SONG、WILD CHERRY、MORNING AFTER、バラとワイン、ANOTHER DAY,ANOTHER TIME、SUNDAY SUNSHINE、、、
数え切れない珠玉のRED SONGSの数々、自分の血肉になっていると言っても過言では無い。

月日は流れ

Mt.DELICIOUSの2ndから写真の記録で関わらせていただくようになり、その後の10年間で進化していく過程も客観的に観させていただきました。
富士山に根差したアコースティックの世界、ストラトを掲げる立ち姿はやはりピカイチにカッコイイと感じる原始神母でのマニアックな音色、THE BANDを彷彿させるBMB6の豊潤なアンサンブル、そして痛快なコンセプトで繰り広げられた2019年のSWINGIN’ DAZE 21st Century、それらを消化した2020年型セルフカヴァーアルバム「BIRTHDAY SONG」コンポーザー木暮’shake’武彦としての集大成その1的な記念碑です。
再集結後のDAY AFTER DAY、SUMMER DAYS、眠らない森のようにが収録されたのも嬉しいポイントでした。

34年後のOUTOSIDERの歌詞のワンフレーズは「誰もかれもが 巡り合う 宝石のような時を」に変わっていましたがファンの皆さんは気がつきましたか?
(その件に関して聞いてみたところ、なんとなく、、だそうです笑)


鈴木 豪(レコーディングエンジニア)

シャケさんのプロジェクトではレコーディングエンジニアを務めさせていただいています。
考えてみればもうアルバム7枚くらいご一緒させていただきました。

毎回アルバムを作るごとにいろんなバージョンアップを果たしてるなぁと感じていますが、今回もとても良いアルバムに仕上がっているのでは?と思っています。今回もアルバム全体の「音」の傾向はシャケさんの中でとてもハッキリしたビジョンがあって、音楽的に面白いと思うアイディアをふんだんに投入しながらそれを「その質感」で表現しようという意気込みが凄かったです。ミックスダウン作業の最後の最後までアレンジや形を変えた曲もありました。
狙ってる「音」は70年代の古き良きロックを思い起こさせるようなものをイマの感覚と音でどこまで表せるか?という挑戦なのでは、と僕は感じて制作しています。

テクニカルな部分で言うと、今回のアルバムはレコーディングからミックスダウンまで一貫してUniversal AudioのApolloというオーディオインターフェース、そして同メーカーが最近出したばかりのLUNAというソフトウエアで作られています。世界中のエンジニア・クリエーター達が絶賛している、厳密にプラグイン化された往年の名機と言われる機材達を使いたい放題使ってレコーディングとミックスをやってみました。

おすすめの曲はいっぱいあるんですが、特に1曲選ぶ(迷いながらですが。笑)とすればM-8 Old Fashioned Avenueかな。「男は少なからずそんなことを考えてるかも」ということと「やっぱ男ってバカだなぁ。笑」などと自分でも思うような素敵な歌詞をロカビリーな質感、アコースティックな空気感で表現しています。

エレキギターが代名詞のシャケさんがアコギと歌に本格的に参入、パーマネントなメンバーでコンスタントにツアーとレコーディングを繰り返してメンバー同士お互いの音楽的理解も深まってますます一体感が出てきているBMB。その集大成とも言えるサウンド創りでRed Warriorsの名曲達を表現した今回のアルバム、楽しんでいただけるのではと思います

Other Comment

宗清 裕之(RED WARRIORSディレクター)

Casino Drive:フェイセス、そして、ダイスを転がせ、、、、だな。やっぱりシャケの血には、こういうのが沁みついてるんだなあ。還暦ロックンロール万歳!

Guerilla:いやあ、もう別曲になったねえ(笑)。サマー・オブ・ラブ、だね。イギリス寄りの。

Outsider:35年? 歳月を経たなあ。ここまで来たんだね。It’s A Beautiful Day!素晴らしい。

Wild Cherry:ナイス。これ、サイコーっす!‘70年代初期のアメリカのハード・ロック系のバンドって、こんな感じだったよね。ブラック・ミュージックやブルースに憧れつつも、どこか都会的、っていうか、まだサイケを少し引きずったような…うまく言えないけどwこの味は、なかなか日本人には出せないよ!

Wine & Roses:おお…こうきましたか。ロニー・レインか?デラニー&ボニーか?なかなかいい味出てますね。シンプルだけど、各楽器がしっかり主張してて、聞いてて楽しい。

Day After Day:FIRE DROPSは、持っていなくて....元をあまり覚えていないんです(汗)だからあんまりあれこれコメントできないけど。ギター・ソロ、サイコー!

Mornig After:この曲は、元々作ったときに目指したものが、はっきりしてたもんね....。だから、これでいいと思う。今のシャケの音になってる。歌もシャケ。それで十分。

Old Fashioned Avenue:これ持ってきたんだ!(笑) これはさ、もう、自由だよね。シャケの歌心を、じっくり味合わせていただきました。やるね。

Another Day Another Time:いやー…しばし固まりました(笑)。作者自ら、ここまで別物にリアレンジできるって、すごいな。この詞を、今のシャケが、どんな気持ちで歌ったのかな、とか、妙な感慨にふけってしまったよ。

眠らない森のように:今回の徳間55周年再発に「7th」を入れられなかったのは、心苦しかったですが....。あらためて、いい曲ですね。ショッキング・ブルーとか、ホリーズとかさ、時代を超えて色あせないいいメロディを受け継いだシャケならではの曲だよね。

Summer Days:いいね。シャケがこういう感じやると、何故か、ギルモアの牧歌的な曲(デブでよろよろの太陽、とか)を連想しちゃうのは、偏見かな?(笑) まあ、あれよりヴァイオリンとかコーラスも入ってて全然構成は濃厚なんだけどね。

Birthday Song:シャケと出会って、デビューまでの日々、色々あったこと、思いだしながら聞きました。Red Warriorsと一緒に過ごして、多くの音楽とカルチャーを形にできたことは、本当に自分にとって大きな財産だし、未だに誇りです。その全ては、シャケ、ユカイ、キヨシ、コンマ、皆のおかげなんです。あれから35年経って、想像もしないような時代というか時勢というか、コロナのおかげで日常の絵が全部塗り替えられたみたいになったけど、35年という長い歳月を考えれば、一年そこらくらいおかしな経験も、終わってみればあっというまの話になるんじゃないかな。そう思って、やり過ごしていきましょう。


佐藤 淳(Casino Driveディレクター)

偉大なるソングライター木暮武彦が自らの名曲を調理し直したアルバム。
トッピングを替えただけではない素材からの再生だ。
還暦は「ゼロ歳に還る」という意味だそうだが名曲たちも一旦ゼロに解体されそしてまた生まれ変わった。
セルフカバーに留まらない謂わば転生カバーである。(だからBirthday Songなのかな?)
かつてのREDSヴァージョンの塩気と辛味で踊り
アルバムBirthday Songで転生した名曲群の旨味と滋味で木暮武彦と同じ時代を生きた幸せを味わっている