DIVISION BELL ３０周年tour もうすぐ

2024-11-08

今年も原始神母のツアーが始まる。

今回は１９９４年のアルバム「DIVISION BELL」をフィーチャーした内容で、これはピンク・フロイドとしての実質的なラストアルバムだ。

当時自分はまだLAに住んでいて、ニューアルバムとツアーの発表は本当にうれしかった。
フロイドのニューアルバムが出てすぐにスタジアムでのライヴが見れるなんて、それは人生最初で最後の体験だった。

ロジャーウォータースがいないのを差し引いても、これは素晴らしいアルバムで、歳を重ねて現実の世界に舞い降りたフロイドが当時のニューエイジの最先端の瑞々しい感覚を取り入れて作ったピンク・フロイドの進化形がそこにあった。

この美しいアルバムと１００本を超えるワールドツアー。
ギルモアは本当にがんばったと思う。

長いギターソロもいっぱい。
今更演奏するこっちも大変だが、勝手に演奏するわけにもいかない。
７月からいろんなツアーの合間にジクジクと音を拾って準備してきて、忘れてはまたコピーし直したりの連続で今までにないハードルの高さだったが、ほぼ準備はできた。

明日、明後日のリハで最終チェックして、来週からのツアーが楽しみだ。

他の何とも違う、この驚きの連続の音楽をたくさんの人と一緒に楽しみたい。

まずは長野、金沢、名古屋、神戸。
見にきてね。





９０年代のギターの音は随分と進化していて、今までのセッティングではもう間に合わないので、ROLANDにお願いしてマルチエフェクターを用意してもらった。
踏み替えも楽になるので演奏に集中できる。
そして人生初のワーミー！


アコギのアルペジオもあったりで準備も大変


サイケな季節








夏に戻ったようだった沖縄の後で、夢の中にトリップしたような毎日
今年は家にいられて良かった